鉄道好きとして知られる俳優の六角精児さん(60)と津山を楽しむツアー(津山観光キャンペーン推進会議主催)が16日、開かれた。東京都や愛知、広島県などから集まったファン48人が大谷の津山まなびの鉄道館といった名所を訪れ、市内観光を満喫した。
昭和30〜40年代の気動車を再現した「ノスタルジー号」で津山まなびの鉄道館に入館したツアー客は、転車台回転実演や旧津山扇形機関車庫から作業車で車両を出し入れする様子を見学。六角さんと記念撮影などをしてひと時を過ごした。
鏡野町竹田の髙原喜久子さん(86)は「テレビ番組を見ていてとても親しみのある俳優に会えてよかった。各地を巡られているので、さまざまな話を聞けるのがとても楽しい」と笑顔で話した。
六角さんは「ディーゼル車、機関車が並ぶ眺めは壮観。昔の車両を残し、観光の目玉として有効的に活用しているのは、鉄道ファンにとってもありがたい」と述べていた。この日、ザ・シロヤマテラス津山別邸(山下)でトークショーも行われ、”乗り鉄”として数々の列車で旅をしてきた思い出などを語った。
同イベントは県内のJR線で展開されている岡山ディスティネーションキャンペーンに合わせて開催した。