不登校やひきこもりの当事者とその家族、支援者でつくる「津山・きびの会」(川島和子理事長)は12日、法人化15周年を記念した「ぴあマルシェ」を小桁の同会の活動拠点・トトロの家で開き、活動紹介や催しを通じて地域住民と交流を深めた。
美作大学の社会福祉学科の学生や近隣住民ら約100人が参加。川島●三前理事長(85)が自身の経験から立ち上げた経緯、カウンセリングや就労支援、居場所が無い人の保護といった活動内容について話した。活動内容のパネル展のほか、焼きそばや手作り味噌の販売などがあり、子どもからお年寄りまでが和気あいあいと楽しいひと時を過ごした。
川島理事長(80)は「誰でも気軽に立ち寄り、安心できる●居場所●として、今後も孤立した人や助けを求める人に寄り添いたい」と話していた。
会員やボランティアスタッフも募集している。問い合わせは、川島さん(■090―7591―3294)。
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川島さんの話に耳を傾ける参加者
津山・きびの会 ぴあマルシェ開催