津山伝統文化茶道教室「おひろめ茶会・終了式」

歴史・文化 津山伝統文化茶道教室「おひろめ茶会・終了式」
         

 津山伝統文化茶道教室の「おひろめ茶会・終了式」が17日、大谷の中央公民館で開かれ、小中学生たちが研さんの成果を示した。
 文化庁の本年度「伝統文化親子教室事業」の一環。茶道・表千家流教授の濃野榮子さん(74)=安井=が主宰する教室の受講生6人が参加した。新春らしい凛(りん)とした空気の中、子どもたちは一人ずつお点前を披露。茶釜や柄しゃく、茶せんなどを作法に沿って使い、心を込めて抹茶をたてた。それぞれの保護者のもとに運び、一服を味わってもらった。
 このあと終了式があり、相伝の授与に続いて子どもたちは茶道を学んだ感想などを書いた作文を読み上げ、濃野さんのあいさつを聞いた。弥生小6年の竹本朱璃さん(12)は「これからの人生で困難があったとしても、先生の言葉を思い出して乗り越えていきたい」、南小5年の松本晟来さん(10)は「稽古は厳しかったけど、楽しく学ぶことができた。新年度はもっとお点前を頑張りたい」と話していた。


お点前を披露する子どもたち


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