津山商工会議所女性会(山本京子会長)の6月例会が18日、山下の津山商工会館で開かれ、津山おくにじまん研究会の赤坂健太郎代表が「津山城と城下町について」を演題に話をした。
創立50周年記念として会員約40人が参加した。森忠政が築いた津山城について「かつては周囲に堀が築かれ、現在の市街地まで含まれる広大な城だった」「城郭は容易に天守に近づけないように直線的な通路を作らず要所をかぎ型にし、石段ものぼりにくくしていた」「天守、櫓(やぐら)、門など百数十もの建造物があったことも大きな特徴で、天守は当時の最新技術の層塔型だった」と、写真や絵図などを示しながら説明。古写真から見た城の様子、石垣の積み方などにもふれ、参加者は津山城の魅力を再認識した。
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講演する赤坂さん