津山商工会議所青年部(元部隆富会長)は5日、日本商工会議所青年部広報委員会の「渋沢栄一翁プロジェクト」による低学年児童向けの絵本35冊を津山市に贈った。全27小学校と図書館4館に設置される。
昨年度事業で、商工会議所創設者である渋沢栄一に学ぶ視点から玄孫の健氏監修による絵本『おかねってなぁに?』を制作。お金と経済の仕組みを分かりやすくまとめ、多くの企業や経済団体、学校、病院などの設立・経営を手掛けた栄一の偉業も紹介しており、各地の会議所青年部を通じて全国の教育関連施設へ設置を進めている。
市役所を元部会長らと訪れた野口善史直前会長が谷口圭三市長に手渡し、市長は「大河ドラマでも注目されている日本資本主義の父であり、内容が面白く、分かりやすい。子どもたちに経済の仕組みに興味を持ってもらえると思う」と礼を述べた。
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絵本を贈った野口直前会長(右)
津山商工会議所青年部 津山市に絵本寄贈
- 2021年4月7日
- 経済・産業