来春卒業予定の学生や一般求職者を対象にした「津山圏域合同企業説明会」(津山広域事務組合主催)が28日、山下の津山圏域雇用労働センターで開かれた。36社が参加した中、来場者は24人にとどまった。
津山圏域(津山市、鏡野、勝央、奈義、美咲、久米南町)から製造業、卸・小売業、福祉関連などの企業(法人)が参加。
スーツ姿の学生や求職者らは、志望または興味のある企業の個別ブースで人事担当者から事業概要や職務内容、労働条件などの説明を熱心に聞き、詳細について質問するなどしていた。参加企業のうち3社によるオンライン面談も実施し、2人が参加。
津山市内に実家がある女子大学生(20)=京都市=は「卒業までに学芸員の資格を取得するつもりだが、まだほかの職種も選択肢に入れている。さっき説明を受けた社は地域密着でやりがいがありそうで、労働条件も自分に合っている感触を受けた。もう何社かあたってみたい」と話していた。
同説明会は、若者の地元就職、定住促進を狙いに同組合が2014年から実施している。
津山圏域合同企業説明会
- 2022年5月6日
- 経済・産業