新入社員教育講座(津山広域事務組合など主催)が12、13の両日、山下の津山圏域雇用労働センターで開かれ、美作地域内の企業に今春就職した計117人が職場でのマナーや社会人の心構えについて聞いた。
恒例の講座で、12日は30社の新人75人が受講。講師のコンサルタントネットワーク(岡山市)人材育成チーフ・プロデューサー・本田祐実さんが、あいさつや会話の仕方から説明した。
「口角を上げた表情ではきはきしゃべることを心掛けて。先輩や上司らの名前を早く覚え、分からないことは尋ねるなど積極的に話しかけること」とアドバイス。続いて4人1組になって1分間での自己紹介、2人1組で名刺交換を練習した。
この後、電話対応、コンプライアンス(法令順守)意識の重要性、上司の指示を受ける際の5W2H(いつ、どこで、だれが、何を、なぜ)のメモなどについても話し、新人たちは熱心に耳を傾けた。
大田の安藤智里さん(20)=鶴山運送=は「上司らとコミュニケーションをスムーズにとる上でポイントを聞けてよかった。見習い期間を経て配属が決まるが、今日学んだことを生かして頑張りたい」と話した。
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自己紹介を練習する新入社員
津山圏域雇用労働センター 新入社員教育講座
- 2022年4月14日
- 経済・産業