子どもたちの夏の思い出づくりにと、津山市観光協会は2日、岡山県津山市山下の津山城(鶴山公園)で、敷地内の落ち葉を利用して育ったカブトムシをプレゼントするイベントを開いた。
親子連れが午前10時の開始前から並んだ。先着30組には雄と雌の両方、10組には雄のみで、訪れた子どもたちは容器の中で動くカブトムシを手でつかみ、持参した虫かごや飼育容器に入れた。
津山観光センターのポスターを見て来た西小学校2年生の宮岡翔吾君(8)は「ペアでもらえてうれしかった。昆虫ゼリーをたくさん食べて元気に育ちますように」とにっこり。父親の真樹さん(48)は「大切に育てて、生き物の命の尊さを学んでほしい」話した。
コロナ禍の影響により市立小学校で夏休みが短縮されたことや、思うように外出出来ない状況を考慮し、自由研究などに役立てもらうため企画した。
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カブトムシをつかんで喜ぶ子ども
津山城の落ち葉で育ったカブトムシをプレゼントするイベント(津山市観光協会)/岡山・津山市
- 2020年8月3日
- イベント