「津山城もみじまつり」(津山お城まつり実行委主催)が18日、岡山県津山市の同城(鶴山公園)を会場に開幕。26日までの期間中、牛肉にまつわる“フェス”をはじめ大茶華会、紅葉のライトアップなど多彩なイベントが催される。
雨天のためオープニングセレモニーは三の丸・つるまる広場の特設ステージであり、津山鶴丸太鼓が威勢のいいばちさばきを披露。二の丸では、華やかな番傘アートが設置され、訪れた人たちはしっとりと濡れ、色づき始めたイロハモミジなどをめでながらゆっくりと散策を楽しんでいた。
つるまる広場のご当地グルメフェスティバルと美味し国マルシェ(18、19、25、26日)には津山ホルモンうどんやジビエバーガーなどのブースがずらりと並び、市内の中高生や市民バンドなどが演奏。表門には「美作国華道展」の共同製作が飾られ、日没後の園内北側紅葉谷では「津山城ナリエ」のイルミネーションが連夜9時まで点灯している。
このほか「美作国大茶華会」(茶席)が19、25、26日に鶴山館などで開かれ、初開催のチャンバラ合戦とレーザー手裏剣バトルは18、19日、23日はつやま和牛をまるまる1頭使い切る「にくフェスin津山城」と、さまざまな牛肉料理をそれぞれ100食限定で振る舞う「津山ホルモンうどん大会」が開かれる。
期間中の開園時間は午前8時40分~午後9時(入園8時半まで)。入園料は高校生以上310円、中学生以下無料。