山下の国史跡・津山城(鶴山公園)で彼岸花が見ごろを迎え、石垣に映える深紅の花が本格的な秋の訪れを告げている。 三の丸や二の丸などで次々に開花し、忠魂碑の段はまるで”赤いじゅうたん”を敷いたよう。澄んだ青空の下、さわやかな風に揺れて城内の景観を彩り、訪れる観光客や市民らを楽しませている。思い思いに撮影する人たちもおり、のどかなひと時を満喫している。