津山工業高校土木科の生徒が25日、津山市周辺の工事現場を見学し、最新の技術などにふれた。
1、2年生約80人が参加。7月から施工する「津山南道路」(予定距離約5・4㌔)の高尾の現場では、橋台や盛土、金属加工のほか、橋の完成イメージをVR(仮想現実)の機材を使って見た。
1年生の角谷知哉さん(15)は「VRはまるで目の前に建造物があるかのように感じて最終的な状態が想像しやすかった。土木技術への興味は増した」と話していた。
加茂町中原の倉見川護岸の災害復旧工事や美咲町南の砂防工事も見学した。
高齢化が進む中、将来の若手技術者を確保しようと、美作県民局が2017年から実施している。
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建造物の完成イメージをVRの機材を使って見る生徒
津山工業生現場見学
- 2020年12月4日
- 教育・保育・学校