津山工業高校(山北)は12日、夏の甲子園県予選が行われている美咲町書副のエイコンスタジアムに、生徒が製作した木製のベンチ8台を贈った。更衣室などが入った新棟で使用される。
角が丸く削られた長細いベンチ(長さ140㌢、幅40㌢、高さ45㌢)で、建築科の3年生が卒業制作の一つとして県産ヒノキを使って作った。
贈呈式は新棟であり、同科の小原陸さん(17)は「木の温かみや触り心地、本来の香りを身近に感じてもらいたい。末永く使ってほしい」と話した。受け取った忠政堅之副町長は「心を込めて作られた素晴らしいベンチを存分に活用したい」と礼を述べた。
新棟は、町が県予選開幕に間に合うように7月上旬に整備。1塁側にあり、1階に更衣室2室、2階に記者室を備える。
P
津山工業高建築科の生徒がエイコンスタジアムに贈ったベンチ
津山工業高校 木製ベンチ寄贈