津山工業高3年の坂元陽色さん=真庭市鹿田=(18)が、第77回「国民体育大会剣道大会」(3〜5日、栃木県宇都宮市)に出場する。初の大舞台を前に「目の前の一本に集中して目指すは優勝」と意気込んでいる。
美作地域からの選抜は唯一で、同校からは約5年ぶり。中国ブロック大会では、勝数と負数が同点の中、先鋒を務める坂元さんの岡山チームが勝者数で接戦を制し、全国大会への切符を手にした。
27日の練習は、部員15人と竹刀を交え、基本打ちや地稽古に集中して取り組んでいた。週末は出場メンバーと合宿練習に励む。
祖父の影響で小学2年生から剣道を始め、落合中、工業高の剣道部で心技体を磨いてきた。内田拡志監督は「日々ひたむきに練習に取り組んだ成果が実を結んだ」と話す。
坂元さんは「高校生活最後の試合、準備万端。自信を持って臨みたい」と抱負を話す。
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国民体育大会に出場する坂元選手
津山工業高3年の坂元陽色さん 第77回「国民体育大会剣道大会」(3〜5日、栃木県宇都宮市)に出場