津山市、緊急事態宣言を受け本部会議で今後の対応検討

医療・福祉
         

 緊急事態宣言の対象地域に岡山県が追加されることが決まったのを受け、津山市は26日、新型コロナウイルスの第37回本部会議を山北の市役所で開き、今後の対応などを確認した。
 期間中の27日から9月12日まで▽日中も含め不要不急の外出・移動を自粛。特に午後8時以降の不要不急の外出を自粛▽混雑した場所などへの外出を半減▽休業要請、営業時間短縮要請に応じていない飲食店などの利用を厳に控える―などを市民に呼びかける。
 広報車や新聞広告、防災無線などによる啓発を実施。美作大学や津山高専、高校、小中学校に啓発ポスターの掲示などを依頼する。
 20日からすでに市内公共施設の休館、イベント・行事の中止・延期をしており、開館していた市立図書館本館と地区館3館も休館とする。予約による貸し出しは行う。
 妊娠中の人と同居家族を対象にしたワクチンの優先接種を、定住自立圏の5町と連携して実施する。会場は津山中央病院で、1回目を9月1、8、15日、2回目を29日、10月6日、13日に行う。約1500人を見込み、対象者には案内を送付する。
 市教委は学校での感染拡大防止への対応や、9月11日の中学校運動会の延期が決まったことなどを報告した。
 市の1週間ごとの新規感染者数は7月22〜28日4人、29日〜8月4日6人、5〜11日11人、12〜18日30人、直近の19〜25日44人と増加している。内訳は10代23・2%、20代24・2%と、全体の47・4%を占めており、若い世代の感染が多い。
 

1今後の対応を確認した津山市の本部会議

2津山市の啓発チラシ


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