津山市保育協議会の講習会が21日、林田の津山圏域消防組合で開かれ、保育士ら約50人が保育施設での救急要請の判断基準について認識を深めた。
同組合の救急救命士が講師を務め、「『緊急度が高い』とは、病気やけがが悪化していく、重症化するまでの時間が短いことを意味する」と前置き。
考えられる状況・アクシデントとして▽アレルギー▽鼻出血▽頭や首のけが▽ハチ刺されやヘビにかまれる▽固形物飲み込み▽熱中症▽けいれん―について、呼吸や意識の障害が見受けられるなど緊急を要するケース、アナフィラキシーショックの反応についても説明した。
しばらく様子を見てもいいケース、応急的にできる処置にもふれ、「子ども命を最優先に考え、もし判断に迷ったなら救急要請してほしい」と呼びかけた。
津山市保育協議会の講習会
- 2022年7月23日
- 総合