津山市内の中学生を対象にした企業見学バスツアー(市教委主催)が8日、市内の計4社で開かれ、5校から参加した1、2年生16人が高機能な製品作りや企業理念などついて見聞きした。
2ルートに分かれ、Aルートの13人は精密電子部品製造のパナソニックインダストリー(河辺)に続き、高機能的ウェアを製造して通信販売で急成長中の加茂繊維(野介代)を訪問。
遠赤外線を発する鉱石・ブラックシリカを練り込んだ保温効果のある独自の繊維「BSファイン」の肌着などを縫製する製造部をはじめ、販促部、配送センター、コールセンターでも担当者から説明を受け、熱心に耳を傾けていた。
角野充俊社長(69)は「社員の幸せを一番に考え、人の役に立つことを喜びに全員で夢に向かって努力を続けている。皆さんも何か目標を持って励んでほしい」とメッセージを伝えた。
北陵中1年・池嶋日菜子さんは「独自のものづくりに興味がわいたし、社長さんの言葉が印象に残った。私も打ち込んでいる水泳で目標を立てて頑張りたい」と話した。
つやまエリアオープンファクトリーの連携企画で、地場企業の魅力を通じた郷土愛醸成などを狙いに開催。
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加茂繊維で角野社長から話を聞く中学生たち
津山市内中学生 企業見学バスツアー
- 2022年8月10日
- 教育・保育・学校