津山市子どもの貧困対策連絡会議(会長・小坂田稔美作大学社会福祉学科長)の本年度会合が12日、山北の津山すこやか・こどもセンターで開かれ、教育・福祉関係者やNPO団体の代表ら委員たちが今後の支援のあり方について意見を交わした。
委員16人と市職員が出席し、役員改選では小坂田会長を再任。続いて市担当者が、モデル事業として本年度着手した「子ども学習・生活支援事業」など関連施策、ひとり親家庭へのアンケート結果について説明した。
委員からは「コロナ禍もあり厳しい状況の中で、貧困の連鎖を断ち切る施策が求められる」「先月のフードドライブ事業の受け渡しでは、食料品や日用品のほか、子ども服など衣料品のニーズが高いのを感じた」「公民館でも関係機関と連携して支援ができれば」といった意見が出され、検討課題とした。
同連絡会議は、関係団体の連携により、市の効果的な施策につなげる狙いで設置。
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子どもの貧困対策について意見を交わす連絡会議の委員
津山市子どもの貧困対策連絡会議
- 2021年10月19日
- 総合