新型コロナウイルス対策の「まん延防止等重点措置」が27日から県内全域を対象に適用されるのを前に、津山市は26日、第46回対策本部会議を山北の市役所で開いた。措置期間中(〜2月20日)の感染防止対策のさらなる徹底を申し合わせるとともに、市主催行事などの中止・延期を決めた。
対策の変更・追加点として▽密閉、密集、密接の「三つの密」は一つの密でも避ける▽外出する必要がある場合にも、混雑した場所や時間、感染リスクが高い場所を避けて行動する▽感染対策が徹底されていない飲食店などや営業時間短縮要請に応じていない飲食店などの利用を自粛する―などを承認し、市民に呼びかける。
市主催行事では、児童館での行事や美作学講座(美作大学)、生活美術習作展(市立文化展示ホール)、津山合同就職面接会など24件を中止。市政功労者表彰式、こどもパソコンプログラミング講座(地域交流センター)、親子でDIY体験教室(中央公民館)など12件を延期する。
市教委は、市立の小中学校長に26日付でさらなる対策徹底を通知した。▽近距離で一斉に大きな声で話す活動、室内で児童生徒が近距離で行う合唱・リコーダー・鍵盤ハーモニカなどの管楽器演奏などは行わない▽臨時休校となった場合、オンライン授業に切り替えられるよう準備を進める▽部活動は、公式戦(全国、中国大会)などへの参加を除き、当面の間、活動しない―などとしている。また、スポーツ少年団など地域への学校施設の貸し出しを中止する。
市は広報車による啓発を引き続き行う。
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さらなる対策徹底を申し合わせた津山市の本部会議