津山市は職員の接遇能力向上を図るため5、6の両日、日本航空の客室乗務員(CA)による実地調査とヒアリングを山北の市役所で実施した。
同社のノウハウを企業や自治体に還元する「JALビジネスキャリアサポート」の一環で協力を依頼。社内認定資格を取得した経験豊富なCA・森山真千子さん(43)が講師として派遣され、初日は1、2階のフロアで職員たちの窓口対応の現状を調査した。
6日のヒアリングでは、市民窓口課の女性職員3人に「来庁者と接する上で気をつけていることは」「何か困りごとはないか」と質問。職員たちは「相手の特質に合わせ、分かりやすく気持ちのいい対応を目指している」「時に要求が満たされず、怒りが治まらない方がいるが、他の職員と連携して対応している」などと答えていた。
森山さんは「アイコンタクトが重要で、調査では細やかな気遣いが出来ている場面も目にした。行政サービスとして親しみやすく、温かみのある接遇が望ましい」と話した。
今回の評価や課題はフィードバックシートにまとめて提出され今後、結果を踏まえたスキルアップ研修を開く予定。
津山市役所 日本航空客室乗務員 職員接遇能力向上実施
- 2022年9月7日
- 総合