津山市PTA連合会と市教委との懇談会が28〜30日の3日間、市内3会場で行われた。児童生徒が心身ともに健康で安全に過ごせる学校や地域のあり方、教育方針について語り合った。
28日は山北の市役所東庁舎で実施。中央ブロック(北陵、中道、鶴山中学区)小中12校のPTA会長と有本明彦教育長ら計20人が「家庭で気になっていること」をテーマに意見交換した。
「不登校の子供たちが早く学校に行けるようにするためには何ができるか」といったPTA会長らの疑問に対して、次世代育成課は不登校の児童生徒の自立を支援する鶴山塾や、同塾の相談員による訪問支援について説明した。
また、「子どもたちそれぞれが違った事情をかかえている。話を聞いてもっと子どもについて知るべきだ」といった意見に対し、有本教育長は「子どもたち一人ひとりの多様性を尊重したい」と思いを述べた。
このほか、「家庭内でのスマートフォンやタブレットの取り扱い方」や「コロナ禍の中でも子どもが地域の人とふれあう機会をつくる」などを議題にして意見を交わした。
津山市教委とPTA連合会 懇談会
- 2021年8月6日
- 教育・保育・学校