津山市校園長会議の講演会

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津山市校園長会議の講演会(市教委主催)が23日、山北の市役所東庁舎で開かれ、赤磐市立桜が丘中学校の村松敦校長が学校経営のビジョンと戦略をテーマに話した。
 小中学校長や幼稚園長ら約50人が聴講。
 「多忙すぎる教員、つまらない授業に居眠りする生徒、欠席や不登校も多かった」と赴任時(2019年度)の課題にふれ、解決に向けたプロジェクトを紹介した。
 生徒指導主事、教務主任、研究主任をキャップに▽テスト・宿題改革(生徒が自身に合った勉強を選ぶ)▽考動改革(服装も考えて決める)▽カリキュラム・働き方改革(ゆとりを生むスリム化)に取り組んだ3年間の経過を説明。
 知識を活用する小テストなどやる気を促す授業、部活動時間の短縮や日数の削減、校則のスリム化にもふれ「生徒、教員ともゆとりができた一方、それぞれ主体的に考えて行動し、生徒は宿題がなくなっても家庭学習の時間は減っていない。欠席が3割減り、不登校も半減。教員の意識改革も進んでいる」と成果を強調した。


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