津山市立の中学校全8校で卒業式「恩師や友だちへの感謝を胸に、思い出が詰まった学びやを巣立つ」/ 岡山県津山市

教育・保育・学校 卒業証書を受け取る卒業生=津山西中で
卒業証書を受け取る卒業生=津山西中で
         

 津山市立の中学校全8校で13日、本年度卒業式が行われ、計875人(男子447人、女子428人)が恩師や友だちへの感謝を胸に、思い出が詰まった学びやを巣立った。
 津山西中学校(二宮)は第45回卒業証書授与式を体育館で行い、卒業生139人(男子68人、女子71人)の門出を祝福。式は保護者、在校生代表者、教職員のみが参加した。また、マスク着用規制の緩和されたことを受け、入退場時や壇上で生徒が外すことを認めた。
 午前10時、来場者の温かい拍手に迎えられ卒業生が入場。一人ひとりの名前が読み上げられた後、芦田俊彦校長が各クラスの代表に卒業証書を手渡した。式辞では芦田校長が同校出身の2人で組む芸人コンビ・ウエストランドがM―1グランプリで優勝したことに触れ、「思うようにいかない時でも先輩たちのように諦めず、努力を惜しまず続けることが大切。本校で学んだことを胸に次のステージへと向かってほしい」とはなむけの言葉を贈った。
 生徒会長の2年・芦田芽生さん(14)が「コロナ禍による制限がかかる苦しい状況の中、先頭に立ち、みなを引っ張っていった先輩たちの勇志は心に焼き付いている。築きあげてきた伝統をしっかりと継承していく」と送辞。卒業生の田口友捺さん(15)=前生徒会長=が「いつも寄りそってくれた先生や友人たちと過ごした日々は唯一無二の宝物。見守ってくれた人たちに立派な姿が見せられるように頑張っていく」と別れの言葉を述べた。最後に3年生一同が教職員や保護者らに感謝の気持ち込めて歌を贈った。
 このほかの美作地域の中学校21校は10日から12日までの間に式を実施。同市を合わせて総計1885人が卒業した。


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