津山市立の小中学校全35校で19日、1学期の終業式が行われた。昨年度はコロナ禍の影響で夏休みの期間を短縮したが、今年度は38日に。長く楽しい休みに子どもたちは心を弾ませた。
全校児童366人の鶴山小学校(志戸部)では、森本宏伸校長が放送で「東京五輪がもうすぐ開催します。大きな困難に立ち向かう選手は多く人に夢と希望を与えています。みなさんも、夏休みにしかできないことに挑戦し、充実した日々をすごしましょう」と話した。児童たちは教室で静かに話を聞いていた。
6年1組の教室では、担任の遠藤龍彦教諭が34人の前で「2学期は下級生を引っ張っていく存在になってほしい。良かった部分を励みにして、苦手な部分を克服していこう」と、通知表の「あゆみ」を一人ひとりに手渡した。衣笠瑛大君(11)は「1学期は勉強に力を入れたので、夏休みはサッカーの練習を頑張る」と笑顔で話した。始業式は8月27日に行われる。
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通知表を受け取る6年1組の児童=鶴山小で