津山市立の小中学校全35校で29日、2学期の始業式が行われた。楽しい夏休みを終え、登校した児童、生徒たちの元気な声が校舎に戻って来た。
鶴山小学校(志戸部)では感染予防対策のため、始業式は各学級の教室で実施。全校児童355人は放送で、森本宏伸校長の「2学期は行事がたくさんあります。何事も懸命に励みましょう。諦めずにやり遂げるとひと回り成長します」といった話を聞いた。
1年1組のクラスでは担任の石田葉子講師が、森本校長の話に触れながら、「これから運動会の練習が始まります。みんな仲良く、楽しみながら頑張れば、必ず良い結果になります」と述べ、児童27人はしっかりと耳を傾けていた。
式の開始前、児童たちは夏休みに取り組んだ工作や自由研究などを見せ合っていた。段ボールと毛糸で作った犬の人形、地球の重力をテーマに内容をまとめた用紙など個性的な作品が机の上に並んだ。
2学期の目標について杉山礼之助君(6)は、「走るのが得意だから、運動会で活躍できるように頑張りたい」と話した。
津山市立小中学校全校 2学期始業式