津山市老人クラブ連合会(小野恭三会長)の「健康づくり・介護予防研修会」が20日、山北の市総合福祉会館で開かれ、会員約40人が講演を聞いてコロナ禍でも元気に過ごす秘けつを学んだ。
市健康増進課の作業療法士・安本勝博さんが講師を務めた。「コロナを正しく理解し、不安を安心に」と話し、手の正しい洗い方として、石けんをつけて手のひらや甲だけでなく、指先・つめの間を念入りにこすり、手首も忘れずに洗うといった手順を紹介。手指消毒については「指先から消毒するのがポイント」とし、手の甲や指の間にもすり込むことなどを説明した。
コロナ自粛の中でも健康を維持するため、家でもできるいすを使ったスクワットと膝伸ばしで体を動かし、食事もしっかりと取ることの大切さを呼びかけた。参加者は熱心に耳を傾けた。
研修会は毎年この時期に行っており、今年は参加人数を制限するなどして開いた。
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健康について意識を高める参加者