津山市内の小学校27校で22日、2021年度の卒業式が行われた。児童865人(男子455人、女子410人)が、親しんだ学びやから巣立った。
喬松小学校(坪井上)では2017年の合併から18回目の卒業証書授与式が開かれ、卒業生13人(男子6人、女子7人)が保護者と教職員、在校生たちに迎えられて入場。小川久美江校長が一人ひとりに卒業証書を手渡し、「たとえ努力した結果が得られなくても、自分の運や周りの環境を恨まないことが本当の強さ。夢や希望を持ち、願いを叶えようと心がけることで力がついてくる。すてきな未来を切り開いてほしい」とはなむけの言葉を贈った。
プログラム「わかれの言葉」では、卒業生全員が6年間の思い出を語った後、「多くのことを学んできた。みなさんの言葉を胸にきざみ、仲間と支え合い、喜びを分かち合いながらたくましく生きていく」と述べた。在校生たちは「先輩たち気持ちを受け継ぎ、よりよい学校にしていく」と話し、最後に大きな拍手で退場する卒業生を見送った。
津山市以外の美作地域の小学校では、42校が18日に式を実施。真庭市と鏡野町にある計7校が23日に行う。今年度は計1836人が卒業する。
津山市 小学校卒業式
- 2022年3月22日
- 教育・保育・学校