津山市PTA連合会は23日、「コミュニティ・スクール」(CS)の研修会を開き、地域とともにある学校づくりについて理解を深めた。
市内では2024年度までに全小中学校でCSが導入されることになっており、研修会は保護者がどのように関わっていけばよいかを考えようと企画した。
PTA会員72人が参加。本年度から導入した鶴山小学校の森本宏伸校長が「コミュニティ・スクールとは」を演題に講演した。CSの仕組みや役割などにふれた上で、「地域の力を生かした教育活動」など学校にとってのメリット、「学校を核とした子育て世代と地域との一層のつながり」といった地域のメリットなどを話した。
ふれあいまつり、お飾り作り、昔遊び、田植えといった同校の取り組みを紹介。「新規に大きなことをしようと構える必要はない。各校で取り組んでいる活動を熟議を通し、学校・家庭・地域が協働することでwin―win(ウィン・ウィン)の関係に再構築することをまずは目指してほしい」と呼びかけた。
続いて昨年度導入した津山東、本年度スタートした勝北中学校の事例紹介が行われ、参加者は熱心に耳を傾けた。
津山市PTA連合会「コミュニティ・スクール」研修会
- 2022年8月26日
- 総合