チャリティ―・フリーマーケット「古着deワクチン&SDGs大作戦!」(津山衆楽ライオンズクラブ主催)が9日、川崎の津山東公民館で開かれ、大勢の買い物客でにぎわった。収益は全額、国際援助金として寄付。売れ残った衣服は国際NPOのサービスを活用し、発展途上国の子どもたちにポリオワクチンを届ける。
イベントの趣旨に賛同した、美作地域一帯の人たちから寄せられた約2500点が並んだ。シャツやスエットなどの衣服から靴やバッグなどの小物まで多彩な商品が格安で販売され、来場者は熱心に品定めしていた。
影山浩司会長(61)は「驚くほど多くの人たちから善意が寄せられ、感謝している。今後も持続可能な地域づくりに貢献したい」と話していた。
約5万円の売り上げはライオンズ国際協会を通じて寄付した。残った衣服は、発展途上国の子どもたちにワクチンを贈る活動をしているNPO法人「世界の子どもにワクチンを(日本委員会)」に贈った。
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熱心に品定めをする買い物客
津山東公民館 チャリティ―・フリーマーケット「古着deワクチン&SDGs大作戦!」