東京五輪パラリンピックで津山市がホストタウンになっているモナコの選手らをもてなす料理を開発した津山東高校食物調理科の生徒が20日、全国のホストタウンが参加するサミットに臨み、完成品を披露した。
出演したのは「世界のおもてなし料理プロジェクト」の部で、コロナ禍を受け、同校(林田)を含む全国12地域の会場をビデオ会議システムでつないで進行した。
市の依頼で昨年から取り組んできた3年生12人は、小麦の生地に具材とチーズを入れて揚げる伝統のバルバジュアン2種類と、紅白の米でモナコ国旗を再現した岡山の郷土料理ばらずしの作り方などをカメラに向かって紹介。和牛肉やアスパラガス、小麦粉といった地元産の食材を使ったことなどをアピールしていた。
米井夢那さん(18)は「仕込みに手間と時間がかかった。皆で上手く発表でき、これまで頑張ってきて良かった」と話した。
サミット(20、21日)は、内閣官房東京オリンピック・パラリンピック推進本部事務局が、ホストタウン同士の交流を図ろうと開催した。
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カメラに向かって開発した料理を被露する生徒
津山東高モナコ料理完成品披露
- 2021年2月25日
- 教育・保育・学校