津山地域の企業の魅力を伝えるプロモーションビデオ(PV)の制作に取り組んだ津山東高校(林田)の生徒が21日、完成した作品を被露した。
普通科2年生20人が昨年5〜12月、メディアプロデューサー・榎田竜路さん(神奈川県)の講座を受け、2人組で計10社を取材。映像は音声や写真、BGMを組み合わせて約2分間に仕上げた。
コロナ禍のため榎田さんと取材企業の経営者らはオンラインで参加し、約30人を前に発表。このうち金型製作・部品加工のアァル技研(国分寺)の班は、職人や製品の画像に「磨かれた技術でより良いものを作る」「一つ一つ心を込めて」といったといったフレーズを入れてアピールした。空調機器製造販売の新晃工業(草加部、本社大阪市)のグループは経営者や工場の写真を使い、「豊かな想像力と誇れる品質」「安全第一 品質第一 生産性第二」との企業理念を紹介。
新晃工業の動画を担当した小川芽愛さん、春名朋香さんは「企業の魅力と理念、社員や顧客を大切にする社風を知り、感動した。それらが伝わるよう工夫し、とても有意義な機会になった」と話した。
PV制作は、定住自律圏を目指す津山市と周辺5町が2016年から毎年企画し、市のホームページやポータルサイトで公開する。
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制作した企業のPVを発表する生徒
津山東高校プロモーションビデオ
- 2022年1月22日
- 教育・保育・学校