津山東高校(岡山県津山市林田)で2022年12月8日、短期英語研修でカナダに向かう生徒たちの団結式が行われた。普通、食物調理科の1、2年生計23人が、現地の同級生らと親睦を深めていくと決意を表明し、気持ちを高めた。
同校は、国際的に活躍する人材の育成を図り、カナダ西部・ブリティッシュコロンビア州の「ケロウナセカンダリースクール」と連携協定を締結。2018年から国際交流を行っている。近年は、コロナ禍の影響によりリモートで顔を合わせるのみだったがようやく再開し、約4年ぶりに現地を訪問する。来年4月にはカナダの生徒たちが来日する予定。
式では、園田哲郎校長が「新型コロナウイルスが原因で生徒たちがやりたいことをあきらめるのは、心苦しい。十分に対策を取りながら実現していこうと思いで準備を進めてきた。貴重な経験を積み、将来は日本とカナダの架橋になってほしい」と激励。参加者を代表して普通科2年・酒井裕香さんは「互いの国の文化や伝統、歴史などを学び、学校や自分の将来に役立つようにしていく」と述べた。
本校生徒は9日に出発し、ケロウナ市の同校に通いながら、それぞれホストファミリーの元で過ごす。また、バンクーバーのブリティッシュコロンビア大学でも同様に研修に励む。帰国は2022年12月22日。
酒井さんは「同じ世代の人が、学校や将来に対してどんな考えを持っているのか聞いてみたい。また趣味の話とかできれば」と話していた。
津山東高校 短期英語研修でカナダに向かう生徒たちの団結式
- 2022年12月13日
- 教育・保育・学校