津山地域の企業の魅力を伝えるプロモーションビデオ(PV)の制作に取り組んだ津山東高校(林田)の生徒が22日、完成した作品を被露した。
普通科の2年生24人が昨年、市未来戦略ディレクターを務めるメディアプロデューサー・榎田竜路さんの講座を受け、2人組で計12社を取材。映像は音声や写真、BGMを組み合わせて約2分間に仕上げた。
訪問先の企業関係者や教職員ら約30人を前に発表。金属加工業・池田精工(鏡野町小座)の班は、社員や製品などの画像に「一つ一つに技が光る」「顧客の求めているものを最高の品質でつくりあげる」といったフレーズを入れた。リフォーム業などのタカラ産業(国分寺)のグループは、店内の写真などを使い、「丁寧な対応」「つながりを大切に」といった企業の理念を紹介している。
池田精工の動画を作った松本裕平さん(17)、道信奏和さん(17)は「津山の良さについてよく知らなかった。魅力的な企業にふれる機会になった」と話した。
PV制作は、定住自律圏を目指す津山市と周辺5町が2016年から毎年企画。作品は市のポータルサイトで公開するという。
P
制作した企業のPVを発表する生徒
津山東高生が企業のPV制作し披露
- 2021年1月23日
- 教育・保育・学校