津山老人福祉センター 市社会福祉協議会 さら楽創立50周年記念式典

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市社会福祉協議会が運営する津山老人福祉センター・さら楽(ら)の創立50周年記念式典が14日、皿の同センターで開かれた。半世紀の節目を祝うとともに、人とのつながりを大切にし、支え合う地域作りに向け一層貢献すると決意を新たにした。
 来賓や職員、利用者、佐良山小学校の児童ら約100人が出席。坂手宏次会長が「子どもの声が響く老人福祉施設として、新たな時代を迎えている。人と人が支え合い、共に生きていく地域作りをしていきたい」とあいさつ。
 続いて、40年以上活動を続けている津山演歌教室、木彫同好会、陶芸講座に感謝状を贈った。市老人クラブ連合会・小野恭三会長と市社会福祉事務所・木梨良祐所長が祝辞を述べた。
 利用者のサロン活動で交流がある、同小の児童ら42人が「Believe」に手話を交えながら合唱。児童4人による剣玉の発表もあり、「もしかめ」「飛行機」「とめけん」などの難しい技を披露し、会場は始終にぎやかな笑い声が響いていた。
 同センターは1972年に創立。高齢者の各種相談に応じるとともに、健康の増進、保養などを目的に「療法ヨーガ講座」「将棋同好会」などの老人クラブ活動を実施。ミニデイサービス、季節ごとのイベントや、入浴設備を備えるなど高齢者の生きがいを推進する場として運営してきた。2015年にリニューアルオープンし、親しみを込めて「さら楽」の愛称がつけられた。

会長のあいさつに耳を傾ける出席者


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