津山藩初代藩主・森忠政(1570〜1634)の命日の7日、森家にゆかりがある戸川町の妙願寺で389年忌法要が営まれ、参列者が遺徳をしのんだ。
森藩時代を語る会(?山科子会長)が主催し、会員20人が参列。今年4月に第16代を継いだ森順正住職(26)の母・尚美副住職(64)が読経し、一人ずつ焼香した。
?山会長はコロナ禍など社会情勢にふれ「日本は今までにない変化をしようとしているが、大切なのは私たちの礎となった先人や祖先たちを敬う心。次代に伝えていこう」と話した。
この後勉強会が開かれ、会員たちは森家の成り立ちや忠正が美作国に入国するまでの軌跡などについて知識を深めた。
同寺は、美濃金山城(現岐阜県)城主だった森忠政が、津山に入封後の1617(元和3)年、美濃金山に妙願寺を建てた母・妙向尼を弔うために現在の地に移した。
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焼香する森藩時代を語る会の会員
津山藩初代藩主・森忠政 389年忌法要
- 2022年7月9日
- 歴史・文化