津山郵便局(元魚町)が開局150周年を迎え、利用者に「ありがとう」を届けている。
1871(明治4)年4月20日(旧暦3月1日)に日本の近代郵便制度が開設され、翌年の2月9日(旧暦の元旦)、堺町に津山郵便取扱所として開設された。1908年(明治41)年に現在地に移設され、いまの局舎は1973(昭和48)年に建てられた。現在の1日当たりの配達は郵便物約3万6000通、荷物は約1000個。
9日は、東京の郵政博物館から借り受けた開局当時の制服を着用した局員が、先着150人に当時の写真に感謝のメッセージを添えた記念品をプレゼント。18日は地元商店街のイベント「金曜マーケット」に出展し特殊切手などを販売した。また津山高校書道部による特大サイズの「感謝のはがき」を展示中(25日まで)。
白砂典文局長(58)は「お客様あっての150年。そして先輩たちの尽力のたまもの。民間会社になったが、これからも利用者の皆様に信頼していただき、この素晴らしい制度を後世にしっかり残せるよう頑張っていきたい」と話していた。
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150年前の制服を着て記念品を配る津山郵便局局員
開局150周年を迎えた津山郵便局
津山郵便局が開局150周年
- 2022年2月21日
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