津山防衛協会の通常総会が26日、山下の津山商工会館大ホールで開かれ、本年度事業計画について決めた。
会員ら約50人が出席。松田欣也会長が「新型コロナ感染で医療がひっ迫する中、延べ2万人を超す看護官が各都道府県に派遣され、熱海市の土石流被災現場でも隊員が過酷な任務を続けている。一方、中国による領海侵犯など日本周辺は緊張状態にあり、自衛の戦力が必要なのは明らか。引き続き、自衛隊員が日々の任務にまい進できる環境整備に取り組んでいきたい」とあいさつ。来賓の谷口圭三市長らが祝辞を述べた。
議事に移り、事業計画では▽自衛隊に対する理解の促進▽会員増強運動の実施▽災害派遣隊員の慰問激励▽音楽隊によるふれあいコンサート(10月30日予定)―などの案を審議、承認した。
引き続き、陸上自衛隊日本原駐屯地司令の坂井健一一等陸佐が「国家安全保障戦略等の概要及び陸上自衛隊の取り組み」と題して講演した。
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総会であいさつする松田会長
津山防衛協会通常総会
- 2021年7月28日
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