津山青年会議所(JC)「2020年の森」事業でヒガンザクラを植樹

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 津山青年会議所(JC)は4日、1977年から始まった「2020年の森」事業の節目を迎えたのを記念し、大田のリージョンセンター隣の広場にヒガンザクラを植樹した。
 19日に戸島の「2020年の森」で開催予定の記念式典でも同じヒガンザクラを植え付ける予定。
 共同植樹式には同JCの会員約40人と、森を所有している津山市の森林課・年岡幹雄主幹(51)ら2人が出席。橋本安弘理事長(40)が「津山JCの20周年事業として始まり43年間、知恵と汗をもって続けられてきた。先人の思いをしっかり引き継ぎ、次世代へつなげたい」とあいさつした。
 約1?に育った苗木を、あらかじめ開けおいた穴に橋本理事長と年岡主幹が埋めると、シャベルで丁寧に土をかけた。続いて記念石碑も建立した。同事業の岡田章裕キャプテン(39)は「真庭市の醍醐桜と同じヒガンザクラを選んだ。津山はサクラのまち。数百年後に地域のランドマークに育ってくれたらうれしいですね」と話していた。
 19日の記念式典では、これまでに埋められた5個のタイムカプセルの開封式も行われる。
 「2020年の森」は経済林を育て、地域発展の一助とする目的でスタート。木材価格の下落などにより森を取り巻く環境が変わるなか、森林保全を通じて会員相互の連帯を養ってきた。今後も契約がある2037年まで管理を続ける。
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ヒガンザクラの苗木を植樹する橋本理事長(右)と年岡主幹=リージョンセンターの隣の広場で


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