津山駅前町内会(小島一三会長)は8日、コロナ禍による住民の不安と労苦をねぎらおうと、町内全100世帯に生活支援金5000円を支給した。
高齢世帯が多い住民のためにと、公会堂建設用の基金から50万円を取り崩して活用。分会長ら役員が手分けをして各世帯を回り、趣旨や感染予防の啓発などについて記した文章を添え、現金を手渡した。
南町の女性(72)は「家計が助かり、ありがたい。食費に使わせてもらいます」とにっこり。
小島会長(87)は「一人暮らしを含めてお年寄りが多く、少しでも元気を出してもらいたいと思った。生活必需品やマスクの購入などにあててもらえたら幸い」と話した。
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生活支援金を手渡す津山駅前町内会の役員
津山駅前町内会が生活支援金を100世帯に支給/岡山・津山市
- 2020年5月9日
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