JR西日本は27日、来年夏ごろの完成を目指し、岡山県津山市にある津山駅の内外装のリニューアルを行うと発表した。併せて、ICカード乗車券「ICOCA(イコカ)」の利用を可能にする。
リニューアルは、城下町津山を象徴し、駅前広場との一体感を醸成するため「城+モダン」をコンセプトにした洗練されたデザインとする。地域の素材を生かした改修を行い、情報発信スペースを設置するほか、改札内にバリアフリー機能を備えたトイレを新設する。
工事開始は4月ごろを予定。県北エリアの玄関口として国内外の利用客を迎え、日常的にも親しみを持って利用してもらえる駅とする。
イコカのサービス開始は来夏を予定し、IC専用改札機を設置。これまで津山線では岡山駅と法界院駅でしか利用できず、県外などからの観光客やビジネス客らから「不便だ」との声が上がっていたが、利便性が向上する。