津山高専のオープンキャンパスが22、 23の両日、 同高専=岡山県津山市=で開かれ、 県内外の中学生たちが最先端技術を学ぶことのできる施設の見学や各種体験を楽しんだ。
同高専は、文部科学省の「大学・高専機能強化支援事業」に選定。データサイエンスや生成AIなどの情報技術を併せ持つ「高度情報人材」の育成強化のため、2026年度から新たな教育プログラムをスタートさせる。最先端技術を扱う企業や大学からの講師による遠隔講義も行い、来年春から入学生の受け入れを始める予定。
オープンキャンパスでは緑色に光るタンパク質の実験、レーザー加工機によるオリジナルものさしの製作、はんだ付けで電子オルゴール工作、3次元CG体験など多彩なコーナーを用意。訪れた中学生たちはものづくりの魅力を味わいながら興味津々で挑戦していた。
同高専で盛んな国際交流の展示、相談コーナーなどもあった。
中学生たちは「高専の研究内容がよく分かり、将来自分が作ったもので福祉に貢献したい」「CG体験は他の学校ではできないと思うので、とても勉強になった」と話していた。
