津山高専(沼)と無人駐車場管理システムなど製造の英田エンジニアリング(美作市三保原)は19日、共同研究や人材育成などで地域の産業振興を目指す包括連携協定を締結した。
協定内容は▽同社からの受託研究や共同研究▽ものづくりの現場でのインターンシップ(有給就業体験)を通じた人材育成▽高専卒業生のUターン就職支援▽その他、地域活性化と産業の発展に関する事項―で、年末をめどにインターンシップから着手する予定。
同高専で調印式があり、岩佐健司校長と万殿貴志社長が協定書を交わして握手。
岩佐校長は「学生の教育、研究分野でも大きな礎となる。とりわけ有給での就業体験は、学生が緊張感を持ちながら不足分野を知る上で有意義」、万殿社長は「弊社は地域社会貢献を経営理念とし、卒業生も活躍している。この協定が高専の優秀な学生を地元で受け入れるモデルケースになればと思う」と述べた。
津山高専と民間企業との協定締結は、2015年のパナソニックAVCネットワークス社津山工場に次いで2件目。
津山高専と英田エンジニアリング 包括連携協定
- 2022年7月21日
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