津山高専のタイ人留学生 社寺建築などを見学

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津山高専のタイ人留学生2人が16日、城西重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)で町家や社寺建築を見学し、写経などの文化体験を楽しんだ。
 市の「Welcome to 津山 留学生・サポート事業」第一弾で、4月に来津した電子電機システム専攻のジアラナイピタックン・ピーラポップさん(15)、情報システム専攻のソイウィチャー・ジャッカプームさん(15)が参加し、津山国際交流の会メンバーが随行。
 城西若僧会の豊福晃央愛染寺副住職がガイドし、江戸時代の姿をとどめる町家が軒を連ねる出雲街道沿いを通り、西寺町の妙法寺では市内最大規模の本堂(県重文)、愛染寺では鐘楼門・仁王堂(同)について見聞きした。
 続いて同寺で写経にチャレンジし、豊福副住職に要領を聞きながら筆ペンで般若心経をつづった。この後、西今町の作州絣工芸館で絣(かすり)のコースター作りも体験。
 ピーラポップさんは「寺の建築はタイとまったく違うが、長い歴史を感じた。写経は漢字が難しいものの集中でき、気持ちがよかった。日本の伝統文化に興味がわき、また来てみたい」と話した。

愛染寺で写経を体験する津山高専のタイ人留学生


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