第52回全国高専ラグビーフットボール大会の準決勝が7日、神戸市の神戸総合運動公園ユニバー記念競技場で行われ、津山高専は奈良高専に0―60で敗れた。初の決勝進出は逃したものの3年連続で3位入賞を果たした。
▽準決勝
0―39
津山0 60奈良
0―21
優勝候補の奈良が圧倒した。津山は力とスピードを生かした相手の攻撃を止め切れず序盤からトライを許し、苦しい展開に。後半は、身をていした低いタックルなど持ち味の粘り強い守備を見せ、敵陣深くへと攻め込む好機を作るなど最後まで果敢に挑んだが、4連覇を狙う奈良の厚い壁に阻まれた。
荒木祥一監督は「相手のスピードとパワーに対応できず完敗し、少ないマイボールでミスもあり、得点を奪うことはできなかった。今年こそ決勝をと挑んだが、自分たちにはまだ足りないものがあり、それを探しながら新たな1年間を頑張っていきたい」と語った。
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粘り強い守備で奮戦する津山高専の選手たち