津山高専(沼)の卒業式・専攻科修了式が17日、新魚町のベルフォーレ津山で行われ、本科161人と専攻科15人計176人が思い出を胸に新たな一歩を踏み出した。
留学生4人を含めた卒業生は先進科学系38人、機械システム系39人、電気電子システム系47人、情報システム系37人。修了生は機械・制御システム工学専攻7人、電子・情報システム工学専攻8人。
式には来賓や保護者ら約600人が出席。岩佐健司校長は各科総代4人に卒業証書を、専攻科総代2人に修了証書を手渡し、「新たな社会や産業の担い手として専門性を突き詰め、他の分野も学んでいく広い視野と好奇心を忘れずに。自信と誇りを持ち、誠実に取り組んで力を発揮してほしい」とはなむけの言葉を贈った。
在校生代表の和田大空さん(19)=電気電子システム系4年=の送辞を受け、卒業生代表・山本有真さん(20)=機械システム系5年=が「これからも仲間たちと切磋琢磨(せっさたくま)しながら、得た知識や技術で社会に貢献していく」、修了生代表・市尚都さん(23)=機械・制御システム工学専攻第2学年=は「複雑に変化する社会の中、エンジニアの需要は高まっている。世の中に優れた指針が示せるように精進していく」と決意を述べた。
進路は115人が就職、26人が同校の専攻科や各地の大学、大学院、専門学校へ進学する。
津山高専 卒業式
- 2022年3月18日
- 教育・保育・学校