津山高専の杉山明教授(65)=小原、岐阜県大垣市出身=が中国遼寧省教育部の「第1回中外友好貢献賞」を受賞した。
中国と諸外国の友好発展に尽力した外国人に贈られる賞で、大連東軟信息学院の推薦を受け昨年12月、長年にわたる日中交流活動への貢献が評価された。受賞者は10人で日本人は1人。
杉山教授は、中国古典、中国語が専門。1985〜88年、遼寧大学の日本人専科に赴任し、日本語と日本理解教育に携わり帰国後、津山高専と大連東軟信息学院の交流活動を継続。3月末に退職するが、以降も特任教授として同高専の国際化発展に取り組むという。
「思いがけないことでとても光栄。遼寧大で過ごした3年間、現地の方々に大変親切にしてもらい、恩返しの思いから次世代の両国の橋渡しになればと続けてきた。今後も微力を尽くしたい」と話した。
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中外友好貢献賞を受賞した杉山教授
津山高専 杉山明教授「第1回中外友好貢献賞」受賞
- 2022年2月10日
- ひと