津山高校(椿高下)の家庭科クラブのメンバーらが4日、美作県民局の食育出前講座を受講し、手軽で栄養バランスの整った朝食作りを体験した。
1、2年生約20人が、実習室で、キャベツと卵を乗せたピザトーストや具だくさんのみそ汁などを調理。美作保健所管内の栄養委員から材料の切り方や火を加えるタイミングを教わり、てきぱきと作っていた。朝食と学力、体力の関係などをテーマにした講話を聞きながら試食した。
同クラブ会長の1年生・西山敦美さん(16)は「勉強しながら朝ご飯をとることもあるけど、きちんと食事の時間を確保したい。しっかり食べるとやる気も出る」と話した。
同校では、クラブ活動の一環として食育講習会を毎年実施している。本年度は、メンバーが食材をモチーフに考えたオリジナルキャラクターを掲載する2021年のカレンダー(A3)も製作。近隣の幼稚園や保育園、高齢者施設などに贈るという。
P①
手軽な朝食作りを体験する津山高校の生徒
津山高校家庭科クラブのメンバー、県民局の食育出前講座を受講
- 2020年12月5日
- 教育・保育・学校