岡山県津山市河面の清瀧寺で20日、仏具の「お焚(た)き上げ」の法要が営まれ、檀信徒ら約80人は高々と燃え上がる炎とともに代々受け継いだ仏壇などを供養した。
滋澤弘典住職(58)の清めの読経の後、護摩壇に点火。般若心経が響く中、持ち込まれた古い仏壇や位はいなどが投げ入れられた。信徒たちは焼香し、静かに合掌した。この後、全員で新型コロナウイルスの終息を願い、薬師如来の真言を唱えた。
滋澤住職は「品を見てみなさんが大切にしていたのがよく分かる。きちんと供養なされて先祖も喜んでいるはず」と話していた。
志戸部の仏具店・法林堂が協賛して毎年開催している。
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清瀧寺で営まれた仏壇仏具のお焚き上げ
清瀧寺 お焚(た)き上げ