「ぼたん寺」としても知られる岡山県津山市院庄の清眼寺では、早咲きのボタンが見ごろを迎えている。静かな境内を彩る赤や白、ピンクの花々が参拝客の目を楽しませている。
栽培している約100種類、約300株のうち、15日ごろに「獅子頭」が咲き始め、続いて、真っ赤な「芳紀」、純白の「玉天集」などのつぼみが開いた。
訪れた人たちは、気品あふれる優雅な姿を写真に収めたり、愛(め)でたりしている。この後シャクヤクの花も咲く。
昨年、新たに就任した阿形宗治住職(44)は「色とりどりのボタンを見ていると、心が穏やかになる。ぜひ、見に来て、自然の素晴らしさや美しさを感じてほしい」と話している。
同寺では、24日午前10時から、水子・先祖総供養法会、5月3日午前10時から、筆供養が開かれる。
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優雅な花々を愛でる参拝客たち
清眼寺 早咲きボタン
- 2022年4月22日
- 自然