岡山県真庭市の湯原温泉で17日、旭川沿いの天然露天風呂「砂湯」の大掃除が行われた。地域の魅力を学び、貢献しようと湯原中2年生11人も清掃活動に励んだ。
湯を抜いた浴槽で、地元の旅館や観光関係者らと一緒にデッキブラシなどで岩肌を念入りにこすって汚れを落とした。足場に落ちている枯れ葉などをほうきで掃くなど周辺も掃除した。
稲田都和君(13)は「温泉は地元の大切な観光資源。守っていくのが大切だと感じた。きれいにして利用する人たちが快適に過ごせるようになれば」と話した。
温泉の恵みや利用客らを感謝する毎年恒例のイベント「6・26露天風呂の日」はコロナ禍の影響で中止。代わりに26日には収束を願い「626エール花火」を開催する。午後8時半から626発の花火を打ち上げる。
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清掃活動に励む湯原中の生徒たち
湯原温泉砂湯清掃