今季からサッカー女子・なでしこリーグ1部でプレーする岡山湯郷ベルの選手らによるサッカー教室が23日、勝加茂小学校=岡山県津山市中村=で開かれ、5・6年生約50人と1・2年生約30人の元気な声がグラウンドに響きわたった。
スポーツへの意欲向上と夢を持つことの大切さを学ぶことを目的に開催。
市出身で主将のMF・内田好美選手ら5人が来校。このうち5・6年生のクラスでは、パスやドリブル、シュートの基本を教わり、楽しみながら体験した。シュートではドリブルしてから思いっ切り蹴りゴールネットを揺らす姿も見られた。この後、4チームに分かれ、選手も交えてミニゲーム。それぞれ懸命にパスをつなぎ、果敢にシュートを放つなどグラウンドは熱気に包まれていた。
5年生の髙山蓮介くん(11)は「有名な選手と接することができてとてもうれしいし、かっこよかった」と興奮気味。6年生の佐藤叶夢さん(12)は「サッカーに苦手意識を持っていたけど将来小学校の先生になったらサッカーの魅力をしっかりと伝えられるようにしたい」と笑顔で話した。
内田選手は「子どもたちから元気をもらえる時間になった。子どもたちにとって忘れられない経験になればうれしい。これからも色々なことに一生懸命がんばってほしい」とエールを送った。
同教室は県スポーツ協会の「晴れの国トップアスリート派遣事業」の一環で実施。